アンテナを科学する。!?

MMANA、4NEC2、等多くのシュミレーションソフトが簡単に使える時代がきて
アンテナ作りも簡単に成ったように思う人が多くなった。
だが、構造物の設計は未だPCソフトではできないのである。
もっとも、これらのソフトが担うのは、完成前後の解析である。

これは、服のデザインや、ヨットのデザインと同様で、もし、計算式やPCが設計してくれるなら
デザイナーは不要だ。 たまに勘違いした先生をお見受けするが、哀れなだけだ。

ご存じの方もいらっしゃるが、バタフライ効果成るモノが歴然と存在し、計算式や計算機からの
挑戦を受け付けないのである。

大きな壁のように思われないが、ほんのわずかな抵抗や「c」や「L」が相乗し アンテナの
挙動を変える。
それは、内部、外部に環境に含まれる。


従って、アンテナに関わらず、デザインは実験の墓場のようなモノなのだ。

経験を積んで初めて生まれる、直感がもっとも大事なデザインの基礎となる。

たった1本のDP(ダイポールANT)でさえ、線材、高さ、土地の誘電率、立地環境などで
実際は大きく変わる。 そのための調整が必要である。

だが経験者は簡単にやってのける。  そして解析し説明することでしょう。科学的に!

計算機を含め、科学的(電気的)な証明は事後の説明しかできない。それが科学の限界です。

科学的に証明されているモノでさえ、完璧な再現性は無い。 近似というだけである。
世界中のアンテナを調査しても、同一の性能のモノは発見できないのだ。

私たちアマチュア無線家はひたすら作ること以外
自分も他人も、感動するすばらしいアンテナを作ることはできないと思う。

使えるモノは何でも使って、ひたすら作ってはいかがか?
その後科学的な証明を試みることがよかろう。

と、貧乏無線家は考えるが、年金生活の老人の戯言なのである。

未だに未知な世界(HF)のために 

バイコニカル 7Mhzで帯域が2MHz
にも成る。 全長16m
でかすぎる。

軽量バイコニカル 2EL
全体を構成する線材は0.3mmステンレス線
帯域幅7MHzで1.5M 利得10dbi クロス部は3mmφアルミパイプ
釣り竿アンテナで重量全体で5kg以内にできる可能性がある。
計算値では、外周は4本で十分となったが、

しかし、制作しない限り詳細は不明である。
あくまでデザインは人が行う。
可能性があるか?
           解析にソフトは使われるのである。

      完成させることができるのは、情熱と直感のみである。

PS
上記のデータがあれば何エレでも簡単に作図できます。
計算>エレメント編集(右下)>挿入・追加 (英語です。)

私JO7NLiのコンセプトは、金がかからず、小さくて高性能
なアンテナです。でかいアンテナは金食い虫。
しかし、あまり、めんどくさいのもいやなのです。
小生の大きな問題は 
「金がない」 が行動の原動力です。

シュミレーションで性能のすべては分かるわけはありません。

各種のアンテナを造って分かったのですが、
アンテナの性能は、造った人の情熱に比例します。 
到達距離は利得やFB比ではありません
短波には、電離層という魔物が住んでいます。
自分のアンテナをいかに理解しているかが電波の最大到達距離を決めます。
シュミレーションソフトのもっとも得意とするところは、結果の解析です。
それは、アンテナを造ったときに実感できます。  

7MHzコニカルデータmmana

7MHz2EL ハットアンテナmmaデータファイル  zip

量子論での解釈

主にハットアンテナについて。

アンテナに限らず、新しい発見、発明は、貴方が抱えている
「問題」 の大きさに比例し完成度を上げます。
目的がお金もうけではろくなことには成りませんが、
まじめにやれば
実験のなか、直感で見つかる物です。

出現した物を分析するのが科学で、科学で新しい発見や発明は見つかりません。
つまり論理的な解釈で他に説明するための道具が科学なのであります。

オウディオの世界では、やっと人間は機械ではないことが分かったようである。
機械の性能が如何にすばらしくても、人の感性には無関係なのである。

電波の世界も実は同じなのだが、それを阻害しているのが、「現在の科学」
という
迷信なのである。
計算に間違いはないと言って、結果が正しいとは限らない。 失敗の原因は情報不足と
情報入手不可能にある。(バタフライ効果等)

世の中には
同じ物は無い。 あくまで近似なのである。  同一メーカーの品物でも
勿論差異はあり、設置条件は星の数ほどちがう。
VHFやそれ以上のアンテナはほぼ自由空間に設置が可能であるが、HFのアンテナは泥臭い。
わずか数メートルの高さに上げなければ成らないなど、人間同様しがらみに縛られる。
とんでもなくでかいアンテナは調整もままならないのが現実である。
どんな偉い先生がよってたかっても、計算で私の家のDPでさえ求めることはできない。
かなりの時間をかけた調整が必要である。
しかし、建てたアンテナの諸条件をシュミレーションすればかなり短時間で求めるアンテナに
近づける。省力できる。 アンテナの理論など知らなくても使うことができる。
これは、天の恵みで感謝している。

間違いだらけのダイポールアンテナ

アンテナ高さと飛び具合

IMPの自動補正が可能

ヘヤピンマッチの謎解き