カオス

混沌・非線形・複雑系などと呼ばれている、物理法則と
数学の合体のような理論。
自然の中にはこのような法則が存在し 多次元の複雑な動き
により、自然現象や、生物の生成が行われているとする考え方で
やがて、自然の法則を解明できると思われている。

コッホ曲線
正三角を一定の率で途中からカットし
つなげる図形
繰り返すが、同じ事の繰り返しで
複雑な図形になる。

カオス理論の発見はすばらしいと思いますが、
しかし、その生い立ちや、発見するに至った動機、組織は賞賛できないところも多々あります。。

その端緒は、ロスアラモス(原爆研究所)だからですが、
勿論原爆・水爆の研究です。 残念ながら小生、具体的には詳細は分かりませが、
おそらくは、爆弾の中で、瞬間に核物質を臨界量に正確に集合させるためか、水爆の燃焼効率
向上のためと思われます。  気体や流体の乱流がそれらの効率や速度を鈍化させている
事に起因するのではと、想像するだけです。
さて 代表的な数式は
          Z=Z*Z+C  (Zは複素数)

プログラムは同じ事を繰り返すのですが、そこに含まれる諸条件が入れ子状態で相互に変化するので、
複雑な図形になる。
詰まり、同じ作業の繰り返しだが、最初の三角を描いた状態からすでに平面上の座標軸は変化する。

変化した座標からさらに同じプログラムは進む、ただし、計算が複素数であることから 計算は難しいが
同じような図形の繰り返しであるが、二度と同じ図形を描かない。

また、リアス式の海岸線にも似ている。
自然はこのようにして多様に変化する中にも一定の計算式で表される
規則性を持っている とされる。
それらを解き明かすことによって、不可解な自然の不規則性を解明でき、
しいては、予測可能ではないか?
また、社会変動・経済変動なども解き明かされると思われた。

多次元の入れ子構造の計算式??
此処で次元とは
例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気象の場合
気圧 ・ 温度 ・ 湿度 ・ コリオリ効果 ・ 日照 等をいう。
これは、点観測の情報ではなく、立体的に広範囲の情報であるから、とてつもなく
次元、情報は増えることとなる。

情報は一つとして独立した物は無く、関連する。 しかも観測点は無限大に必要となる。
日照は時間とともに、気温湿度などを複雑に変化させ、関連し気圧が変化、風がふく
すると、温度その他も変化すると言った具合なのである。

未来を予測できないわけ

確かに、物理法則通りに全ては変化するのである、
瞬時に変化する環境は計測のしようがない、  また すでに
スタート時点での広大な観測点の計測ができない以上、計算式は構築できない。  
さらに、全ての情報は
同時に入手されなければ、計算はできない。  勿論それでは計算・予測不可能である。
これをバタフライ効果という。

シュレディンガーらの不確定原理では、 電子の存在場所の
確率は分かるが、同時に速度、質量は特定はできない。   従って、ニュートンの法則で
予測ができないこととなり古典物理学は矛盾するが それは  微少の世界の話だけではない
のであるから、難しい。
それは、カオス理論以前から周知の事なのである。

しかし、限られた情報でも、完全に混沌となる境界線までは、近似的に予測が可能である。
平均への回帰という経験からである。  よって天気予報では
2日ぐらいの予報は、猫よりましにすることはできるようになった。 
 その意味ではカオス理論も
   役に立つているのかもしれない。

庶民の役に立つのはこの程度、今後も、バタフライ効果で
混沌と成った先までの予測はできない。  せいぜい 2.5日先の天気ぐらいだろう。

これが科学の限界で、自然のすばらしさなのだが。
この自然のすばらしさを、裸にひんむいて  パンツを盗もうとする輩が多いことに
心いたむのは小生だけであろうか?     とにかく

私たちの、ほんの一瞬の未来さえ予測・予言することは
如何に高速なCPU(演算装置)を造ろうが、膨大な量のHDDを造ろうが
永遠に不可能である。 
なぜ、そうなっているかは「神のみが知る」としか言いようが無い。
確かに、大筋、時間的に直近の現象やマクロの人工的に作られた狭い世界では
予測できるような気がするが、それはでさえ、近似値の確率だけなのである。
自然は
ニュートンやアインシュタインが理想とした決定論とは成らないのである。

限界に近いぐらいに発展した科学。 いったい、どこへ向くのか?
もはや、科学で未来が予測できないことに 絶望するべきなのか?

科学とは、一体何のためにあるのか  私にはわからない。
 不明 としか言いようがない。
カオスにしろ、量子論にしろ、進化させるために莫大な費用を浪費する。
反面、アフリカでは毎日、何万人もの人が飢えて死んでいる。
原子核の中にある陽子を分解して、クオークを取り出しても
、庶民に戻る物はおそらく、何もない。 新しい爆弾ができる
 だけではないのか。
 
蛇足・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある著名な物理学者が言いました。
「 神様はサイコロ遊びを好まない。 」 と、

勿論その神はミネルバである。
 だが、彼は 神の御心を知ることが、
                  できなかった。
      それは、
      かれと私たちが、
       心から神様を信じられなかったからか、
        はたまた
         神様はすでに亡くなってしまっていたのだろうか?
         何方かご存じの方はいないものか。
ps+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  蛇足とも言えるが、

純粋に科学的な計測方法で、素粒子(電子など)の質量、または水分子の質量などを計測したとする。
すると、同一の質量は計測できない。
同一の分子を計測しても計測するたびに6桁以降では相違がでる。
計測器、計測方法など変えても同一のモノは計測できない。
計測器の誤差なのか、本当に同一な質量のモノは存在しないのか不明である。
つまり、今の技術では計測ができないのである。
これは、
本当に同一のモノは物質世界には無いのではないか?
とさえ、思ってしまう。
カオス理論では、初期状態の揺らぎで将来が大きく変化するのであるからにして、
計測器の誤差でないとしたら、同一の分子構造においても反応や性質に相違があるやもしれません。
勿論、相違の程度はごく微量であるから、相当な時間なり回数の反応や計測の後ではあろう。

そのあたりの物質の性質についてはアインシュタインも懸念している。
神はサイコロ遊びを好まない、と思いたいが、もし、神様が存在するとしたら、
それこそ、そこが神様の関与する部分になるのでは無かろうか。

神様は自らに似せて、人を創造したのであるから、この物質世界の法則を曲げてまで
人間に関与しないし、またできないであろう。 
何故なら
自分に手を出すことになり大きな矛盾をかかえこむ。
それは宇宙の法則を壊すことになるからである。
この宇宙の進化もだいぶ分かってきたようであるが、それよりも、

         この宇宙は何方がお作りになったか?
                           知りたいモノである。  






知恵の神
ミネルバ

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