バランの迷信

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正常なソーターバランの動作 3.5MHzです。   FT 114-43  6回巻き
140-43 は 4回巻きです。 上図の114-43は失敗作です。

巻き数が多いのは全く持って役に立たないようですね。

下 は 10回巻くとこうなる
同相電流どころかすべての電波が減衰するようだね!!

NANO VNA CW Fqcy →3.5MHz→Tainy SAに変更しました。
NANO S21Gainは少々怪しいのでTinySAを計測用に使用赤矢印SWは
同相電流測定用切り替え

結論的にはバランの先生 山村 英穂さんのトロイダるコア活用百科
の記載通り 

「 目的周波数において同軸IMIPの5倍程度 」

が適量で あまり多いと減衰ばかりで ろくなことはありません。


RFCの感覚でたくさん巻けばいいとは 当方の大きな誤りでした。

左図のコア は  FT  140-43 です。


このバランの周波数特性です。緑が発信源NANOの信号
赤がバランからの出力です。
裸の特性です。
そのうちノイズGenが来れば正確にわかります。
(信号源はNANO 1MHzです。)

2022/12/19

1.8MHz〜50MHzなどといったソータバランが市販されているようですが いくら何でもひどすぎます。

当方の計測では3.5用は7MHzぐらいまでは同相電流の阻止は可能だが以上の周波数においては
ただのチョークにしかならんと思われますが、今後じっくり検証していきます。
ちなみに、
チョークバランはSWRも減衰させるので気休めになります  知らんけど・・・・・。

下図の理解ができないとこのページは敷居がたかいかも!!!

END

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