プラトンの言う民主政治?

紀元前400年から500年ぐらいにかけて書かれた、プラトンの
代表的な対話集 「国家」 から

紀元前から現在の世界の政治体型と言うか政治体型の進行過程
はさほど変化していないようである。
紀元前にプラトンが言っている 政治体型の進行は

君主政治→名誉市民政治→英雄なりすまし政治→民主政治→僭主(せんしゅ)政治

上記の順で徳のない政治体制といっている。

民主政治になると 金に目がくらんだ民衆は意味不明の
自由を主張し混沌となり最悪の政治になり、
結局のところ金で全てを動かす拝金主義政治に陥る。

プラトンは言う  !! 

民主政治は衆愚(しゅうぐう)政治である。 

おろかな民衆が好き勝手に自らの欲望の達成手段に政治を利用、又は権利を主張し
民衆の幸福にはほど遠くなる。 弱肉強食のすさんだ世界になる。

裕福な人間はそれらの大衆を金で操り、裕福な物はよけいに裕福になり、貧乏人はより
貧乏になるスパイラルに落ち込む。

民主政治は政治体制の中でもっとも愚かなものである。と言っている。
これを回避できるのは哲学者が政治を行う以外はないと言って、理想の国家体制
を具体的に論じている。

民主政治の次は?
プラトンははっきりと上記の政治体型の循環語っていないが、明らかに
循環する根拠を語っている。
 その後多くの政治学者がその社会循環が現代まで綿々と続いていると
主張している。

暴力革命か議会革命かは別にして、内戦や外国との戦争によって政治体型の
変革が訪れるのである。
そして
戦時英雄の政治 → 独裁政治 → 英雄なりすまし政治 → 民主政治
と繰り返す。

2000年前にあったことが繰り返される?     
プラトンの時代以前にあったこれらの政治体型の変革はちょっと歴史をひもとくと
いくらでも見つけ出すことができる。

日本においてもちょっと前にあった政権は党首からして富裕層で愛を叫びながら
国民の危機(原発)さえ克服できず 鳩のように逃げ回っただけだったように記憶している。

大衆は集まれば集まるほど ヒットラーの言うようにより 「おバカ」 なのである。
残念だが なぜかそうなってしまうさだめだ。

ただ、馬鹿な大衆も同じ時代に2度はだまされないと思うが、なんとか詐欺に
何度も引っかかる 方もいらっしゃるようで少々心配もある。

プラトンが言うには
最も良い政治体制は君主 (哲学を愛する。) 政治であると。
なんと! 
日本は
世界最長 2000年も続く立憲君主国家である。 びっくりだ。! 
世界は知っているが理解していないのは 当の日本人なのである。
あまりにも当たり前で 理解ではなくどっぷりと浸かってるのである。

プラトンも認めているように、
彼の理想国家などできるはずもない 彼は良く知っていたが、こういった。

「 
著名な画家の描いた絵のように
  その美しい女神はこの世にいない が 理想として求めることは
  できるのである。
 」    (対話集からの 引用)
 
さて、どなたがその女神の美しさを求めるような 政治ができるのであろうか?

 





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