アンテナマッチングは、ちょうど水道管をつなぐのと一緒で、直径の違いを直す
働きをします。
直径の違うパイプをつなぐと水は漏れます。 この原理と全く一緒です。
アンテナのインピーダンス(抵抗値)は直径だと思ってください。
下の図形の例では(IMP=インピーダンス=交流の抵抗値)
IMP10ΩのアンテナはIMP50Ωの送信機につなぐと 電波が漏れて SWR として現れて
アンテナに電力が十分届かない。 従って アンテナ側に40Ω入れてやれば良いことに
なります。
勿論抵抗を入れても良いのですが、抵抗はそこで電気を使ってしまいます。
この原理は T2FD アンテナが代表選手です。
だが、コイルとコンデンサーは理論上うまいことやれば減衰にはなりません。
そこで、L
L(コイル)C(コンデンサー)回路や ヘヤピン ガンマ 等の インピーダンスを増加
させる仕組みを使います。
基本的には 短縮アンテナ、多エレメントアンテナは 低いIIMPなので ヘヤピン、
(ヘヤピン以外は面倒でやめた方が良いでしょう。)
IMPの高いアンテナ フォールデットDP や 1波長以上のアンテナはLC回路や
同調フィーダー(はしご式など)
尚、LC回路は両者に使えますが、回路が面倒になり、安部品は減衰があります。
詳細は各アンテナで解説しています参照してください。
end
もれなくても抵抗が増えます。
本当の水では流速が早くなりますが
電波は速度が一定です。したがって多くは出ませんね。