上のIMGはハットを両端につけた、DPとV型DPだが、MMANAの概算の結果
共振周波数に大きな違いがない。
もし容量冠がC(キャパシティ)ならば対面した方が容量が大きくなり
共振周波数が下がるはずだが、シュミレーションしたところ変化はない。
二者の違い
利得
水平 DPの方が若干大きいが、これは地面の反射による輻射角の影響であろう。
輻射角
明らかにV型が10°ほど低い。 DX向きである。 高さのとれない貧乏人HAM
はV型の方がFB 正し、IMPは10Ωほど下がるのであるが、どのみちヘリカルに
し、ヘヤピンマッチにするのでIMPは低ければOK
帯域幅
SWR1.5 V型DP 125KHz 水平DP 111KHz
ハット(容量冠)が容量によりアンテナの共振周波数を下げているなら、積極的に間隔を
狭くしてやればよりアンテナの全長は短くできて、貧乏人にはFBと思って、MMANAで
シュミレーションしたが、そんな結果は得られなかった。
そこで、下のIMGのシュミレーションをしてみた。
後日実験を行う予定。
2012/04/22
下の両者の各部材のサイズは同一である。
地上高10m(給電部)
結論
ハット(容量冠)は太古の昔から、大地または一対のエレメント間の容量を
増加させ、アンテナの共振周波数を下げる物と思いこんでいたが
さにあらず、集中定数と同一の性質であると思われる。
下のIMGはハットを中心から3mの位置に設置しその先にエレメントを足した場合
のシュミレーションである。
上記のシュミレーションでは全長17m程になり大きな短縮はできない・
(7MHz)
全長6m程度のエレメントをローディングコイルで実現するには、左右のエレメントの
センターに10μH程度の挿入が必要である。
その場合は明らかに、帯域幅は狭く10KHz程度となり、利用しずらい。
今後実験で解明していくが現在のところ、ハットは末端に設置する方法が最も良く
FBに動作する、向かい合わせに設置する必要はない
扱いとしては集中定数と同様に考えても差し支えない。
しかし、挿入場所は末端である。
明らかに集中定数的電流分布に見える。
ほぼシュミレーションと同一に成った。
共振周波数は50KC UP
IMP 20Ω
帯域幅 60KHz SWR1.5
飛びはすこぶるFB
指向性は減少した。
サイドでも十分受信できる FS比5db程度
総合的には十分な性能である。
特にFBな受信性能
明らかにSNが改善された。
これは特筆されるべき性能で、ローカルノイズが10db以上減衰した。
ビッグガンの方々のQSOが聞こえるようになり、ヨーロッパの声も十分にQRK5となり
満足です。
デザイン的には、少々不格好であるが、性能面重視として納得。
部材に限定が有るので、優秀なFRPパイプが有れば寄りデザイン的に美しいものが可能。
当分使います。
注意
MM真理教とは: あんてな解析ソフトMMANAの信者が勝手に使う名称で
日本政府は公式に認めていない。宗教団体にも認定されない
イカサマアンテナ制作集団である。
MM真理教から導き出された予言によって、悪魔のような巨大アンテナや
バベルの塔のようなタワー神を信じる邪教に打ち勝てるとされている。
(キャップハット:キャパシティハット現在編集中の項目)
驚異の最先端技術とは?
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全体幅=3m | 48.31MHz | ||
対角線長 | 共振周波数MHz | 1/2λ | 短縮率 |
0.5 | 28.57 | 5.24 | 57% |
1 | 20.98 | 7.14 | 42% |
1.5 | 16.97 | 8.81 | 34% |
2 | 14.48 | 10.35 | 29% |
2.5 | 12.73 | 11.77 | 25% |
3 | 11.42 | 13.12 | 23% |
早見表
全長 3m のエレメントにハットを付けたときの周波数変化
この早見表を利用すれば簡単にできます。 ハットの場合は効率や帯域幅を
落とさず効率よく短縮できます。