エレメントの太さと   帯域幅について

この問題も、迷信が多く太くないとアンテナではないと思ってる人も
いらっしゃる様ですが、正確に把握して 自分のコンセプトに合致する太さにしましょう。

小生のコンセプトは、「貧乏人の作るアンテナ」ですから、必要最低限の費用で
最大限の効率を上げることで、帯域幅は目的とする範囲がSWR1.3以内
に入れば精神的に問題ないとしています。

この分析はMMANAで行いました。  エレメントの太さと帯域幅は周囲の環境に影響を
受けないのでシュミレーションが正確に現実と一致すると思われます。

対象はダイポール1/2λ と デルタループ 1 EL  としました。
線材=銅線  地上高10m(アンテナ平面の中心の高さ)  IMPは完全に整合されていると仮定。
周波数範囲 = 13.5〜14.5MHz  SWR範囲=1〜2まで

評価++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ご覧の通りで、2つともに目的とする周波数に完全マッチングさせると、運用周波数の範囲は
SWR1.2以内に収まります。
確かに、太さによる帯域幅の相違は出ますが
通常の運用帯域における太くする理由は見あたらない様におもえます。
当然貧乏人としては 1mmよりもっと細くてもと思ってしまう。

アンテナによる帯域幅の違い

デルタとDPはどちらも実用運用上においては、問題ない。
びっくりする程の違いは無いのには驚きです。

その他
太いエレメントを使うと帯域幅が大幅に広がると思っていた人がいますが、
20倍の太さにしても 運用上大差はないが、ノイズの面では
先端が細い物より太く丸くすることによって スタティックノイズは減少します。
ただ、ノイズの減少は貧乏人にはハットを付ける方法があります。

軽くて細い方が風圧面積が小さく耐候性は向上する。 安くできる・軽くできるのである。
目的周波数範囲以上の帯域幅を持ったところで意味が無いように思うが
これは、小生の情緒(解釈)に他ならない。

オーディオの世界同様、SPコード一本にもこだわるのは情緒です。
その違いが分かるとは到底思えません。 コネクター、SW 電源の周波数変動
も同様に思えます。
電波を受信してもエレメントの太さでSメーターの振れや、空中線電力が変化するはず
もないが、 ところが 大きな違いがでるのである。

情緒的に満足ができれば、DXのワッチにも力がはいり、多くのカントリーを獲得でき
結果、 「太いエレメントは無線活動に有効」 となります。
趣味とはそのように情緒がその活力源で非常に大事です。

無線機も、アンテナも この情緒をかもしだす重要なアイタムですから、
頭ごなしに、意味が無いとは言えないのです。

「情緒」 !・・・・・・・・・・
人を好きに成るも、無線を好きになるも   このエネルギがすべてを支配
しています。



オウディオ、も無線(HF)の世界も、 じつは情緒の支配する神の領域である。
科学の入り込む隙間などない。
いくらDSPが優れていても、デジタルアンプが高性能で科学的に証明されようが
問題にならない。
歪率の素晴らしく大きな真空管がいいのである。  太い針金のアンテナがいいのである。
だが、貧乏人はどちらでもよろしい。  それもまた、情緒であろう。
お金持ちは十分に太い針金をつ使えばよろしい。 貧乏人は細い針金でいいのである。
それの違いはほとんどない。 あるとすれば 情緒と金額の大小だけである。
              jo7nli