日本製衛星の完成度

2016/04/04

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本日雨天につき これの修理をしていた。

これは、安価なロシア製のインバータである。
といっても購入するには2万円程度はする。
インバータは12V直流を100V交流に変換するもの。
これは1KWの能力がある。
年金生活者は壊れたものをいただいて修理し
利用する。 なにせ 0円 だ。
国産品では5倍程度の価格になる。 買えない!!
一時間調査
内部の構造は日本製と大差はない。
この機械は中央部上部にある、50Hzと60Hz
の切り替えスイッチの接触不良だけだった。

上の機械も一つのシステムである。
システムというのは、完成されたユニットの組み合わせでより大きな
構造にし、複雑な
仕事ができるようにするものである。

NASAのスペースシャトル チャレンジャー号の空中分解の原因は5$の
シリコン製のパッキン
の不良であった。 たった5$(600円程度)で数千億円の宇宙船と7名
の命が失われた。

上のインバーターはスイッチの不良、約10円程度である。 
2万円の機械に取り付けられた
10円程度の部品不良で ゴミ になる。 かんべんして!! と言いたい。
チャレンジャー号の事故も、パッキンを変更しても実働試験をしなかったこ
とが原因のようである。
このインバータもめったにいじることのないスイッチの耐久試験は不要
と判断したことによると
推測する。
現在、電子機器は内部で各種の補償装置が多くあり、電子機器の不良
による不具合が
生じても、ある程度 対抗処置が可能なっている。

安物インバータでさえ、この機構が整っていた。 日本製と変わりはない。
しかし、10円の部品の不具合で、まったく使い物にならなくなる。
実は日本製品と他国製品の違いはここなのだが。
簡単に修理可能だが、残念ながら 電気音痴と宇宙では修理不可である!

日本の衛星2台の不具合

近年打ち上げられた 金星観測衛星(あかつき)、望遠鏡衛星(ひとみ) 2基とも電子機器の
不具合ではなく、おそらく駆動部分の不具合による 故障と考えられている。
あかつき は衛星のメインエンジンの破損 ひとみ もおそらくメインエンジンであろう。

打ち上げに使われた、H-2 は現在民間企業に移管され 問題なく順調に成功率を上昇させている。
しかし、搭載されている衛星に関しては いまだに 官指導で行われている。
おそらく、予算のメインは観測機器に向けられ、駆動部分は軽視されていることであろう。

完全に構築されたユニットは使われるパーツが仮に交換されてもカタログ仕様で確認される程度に
軽視されていると推測できる。
まさに、チャレンジャー号の事故原因と相似するように思われてならない。

官指導の一品料理と違って、民間の場合は 製品を多く売って利潤を上げるのが目的であるから
日本の製品企業は パーツ一コ交換しても完成品試験を行うことが原則である。
もちろん、それを怠った企業は大きな痛手をこうむることになるか、取り返しのつかない会社の危機
になる。
極端な話だが、
ロシア製のインバータはだれも2度と買わないであろう。 たった10円の部品を1円値切るために
行った 部品の選択が とんでもないことになるのである。

残念ながら 官指導の場合、これらの意識が薄くなることは避けられない。 
とても、有人衛星を打ち上げられる 技術 ではなく 意識がまだ、醸成されていない と思わざるを
得ないが・・・・・・・・・・・・・・。








end



































ロシア製インバータと日本製人工衛星