蝉・昆虫から 環境変化を推理する。  2011/08/16 
記載開始

今年の蝉は、少々出遅れた感があるものの、出没してからは、例年になく
数が多い。
また、イナゴも、びっくりするぐらい多く、早朝、すぐ前の田んぼを通ると
まるで、獣でもいるがごとく、大量に音をたてて移動する。
秋ならまだしも、盛夏であるから、多すぎる。

さて、黒点の関係と寒冷化を心配する小生としては関連を推理する。

昆虫は4億年前から、この地球に生息する大先輩であるが、進化して多様性を
確保したとは、思っていない。
単なる時間のなせる業以外に根拠はないと思う。 人間の1000万年程度カラすると
とんでもなく、先輩である。 
4億年も偶然生き残った理由は個体数の多さと、種類の多さ以外はない。
せみ、
彼らが、天候の大きな変動を察知する能力が有るとする。さらに 次に羽化する時はもう環境が変化
しており、 現在のまままでは生き残れないとする。 
そこで、彼らが出来る事は一つしかない。
「広い地域に 卵を多く産み付ける。」  (ショットガン(散弾銃)方式)
多くの個体を残すと、中には寒さに強いモノ等も当然個体差として出てくる。
大きな環境変化もこの方法を繰り返せば対応できるのである。

卵をたくさん産む能力が急にできることはないだろう。 
せみは、4年も5年も地中生活している。 だが、特定の条件下では、短期で成虫に成るとしたら
 いかがか。
 そのほかの昆虫は今回詳細に考察しないが、 これは、蝉だけの話しに限定できない。
他の昆虫も同様、方法は違うが同様の能力が無ければ、
少しばかりの環境変化で絶滅しているのである。

来年以降低温の時期が続いても、地中の幼虫は深く潜ることによってある程度生存できる。
成虫は気温が下がると羽化数が減少しまた、鳴けないので交尾できなくなる。
来夏低温を予知すると、潜在(本能)プログラムが作動 急遽今夏羽化し、種として残る確率
を増す。 来年では遅いのである。 
    何年か過ぎ、温暖に成ったら羽化する作戦なのでは無かろうか。

昆虫類に限らないが、個体数を極限まで増やし、数の力で環境の変化対応力を個体差から生み出す。
この方法で、現在までの多くの激変を乗り越えたのである。 進化と呼んでいるのは、このショットガン方式
を数億年繰り返しただけでなのである。 私は進化だとは思っていない。(私見)環境の変化に偶然対応できた
だけなのである。

 時として、大異変を察知すると、その能力を本能が強く触発
 されることは想像できる。

蝉以外の昆虫類も同様の能力を持っていることから。今年の昆虫の個体数については
ある程度、注意して見るが、何せ、定量的な情報が無いので、主観的な判断しかできないのが
残念である。
  ※ ついでに、人の場合は
  絶滅する程の環境変化を経験していない。
  昆虫程大量に子孫を残さないでも現在まで間に合っただけのことである。
  たかだか1000万年なのである。  と解釈するが、何か背筋が寒くなる。

PS・
今年、異常に少ない昆虫がある。  ウンカ(蝉を1cm以下にしたような虫)である。
中国から飛来するが、今年の夏は、偏西風が下がらないせいか? 全くと言っていいぐらい
東北には居ない。  
     異常だが、農家にとっては歓迎すべき事だ。
私の知る限り、この少なさは経験がない。  これは何を意味するのか小生に
情報はない。

ウンカは日本でも南の地方では産卵越冬出来るが、一夜にして何百万ものウンカが現れるのは、
中国南西部から飛来する。
直接、稲を食い荒らす訳ではなく、管を稲の茎に刺し樹液を吸う、その穴から病原菌が
入り、感染症を引き起こす 、害は大きい。
九州は今年も来ていると思うが、我が東北は全くと言って良いぐらい居ない。
これは、偏西風の蛇行がなく、ウンカを運ぶ風が無いからであるのか?

ウンカ自体は飛行速度が4km/h程度であるが、水の上で休みながら何日もかかってやって
来る。(水に浮く)
下の図は
今年度徳島でのウンカの飛来量(青) 昨年ピンク

東北だけではなく、四国に置いても極端に少なくなっている。
これが、偏西風の影響ではなく、今後低温化になることに気づいた彼らの
本能的な行動である可能性もある。
つまり、環境が高温化になるなら、北上し種を増やすプログラム、低温化するなら
南下プログラムの発動または、そう言った群があるのでは無かろうか。 
あくまで推測である。

そうして昆虫類は存続し続けたのであろう。  それに気づかないのは
本能を忘れ去った、ホモ・・・・であり、絶滅への小径に入り込んでいるのかも。






end

ウンカが居ないのは何故?

セジロウンカ

ちょっと待てよ!こいつら
寒冷化に気づいたか??
NASAの情報より早いのか?

(夜、明かりに寄るウンカ数)

2011/08現在

人類はDNAを解明したが、それは機械語範囲の
解読でしかない。完全にその意味は分からない。
機械としての、細胞がなければ解釈は不明のままである。
勿論一部ぐらいは挙動はわかるがそれだけである。
ましてや、昆虫など皆目不明なのである。  しかし、DNA構造は不明でも
昆虫などの挙動から、ある程度の情報は入手できる。  
PCの中身は不明だが、利用は出来る。  本件はその分野に属する。
昆虫を一つの情報端末として利用してみよう。

蝉・せみ

お前もか?

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バタフライ効果の逆を行く。

現代の科学はあまりにも細分化しすぎて、動植物の本能行動等を理解できなくなってる。
族としての生活環境などはよく分かるが、それが自然環境のなかで、他の生物群との
関係、気候の変動に対する防衛機能などは複雑に影響しあって簡単には導き出せない。
また、天候は天候、生物は生物として研究されるので、複合的にこれらのものが、関わってくると
もはやカオスとなる。
科学者は、美しい方程式でこれらのことを表現したいのだが 結局の所
Z=Z*Z+1 の様な入れ子構造の方程式に成って解決不可能になってしまうのである。
此処に次の事実がある。

@ 蝉が異常に多い。
A ウンカが全く居ない。
B イナゴが異常に多い
C アメリカシロシトリ(桜などに付く毛虫)が異常繁殖している。
詳細の情報を分析していないが、明らかに異常事態である。桜の木々は葉が全く残らない程ひどかったり、
している。  その一部を解釈してみたが、貴方はどう思うか?  考えてみましょう。 
また、周りを良く観察してください。

2012/09/23
 今年は蝉も、アメリカヒロヒトリ、ウンカも少なかった。
蝉は昨年の大量発生に比べたら心細いぐらい少なかった。 勿論ウンカも
ほとんど0だ。  昨年の予想通りになった。 さて今年から大寒波が来る?
水温の温度も高緯度は高く推移したが、低緯度は逆に低くなっている。