破傷風体験記

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2016/10/31〜

2016/5に耕運機のローターに巻き込まれ、ふくらはぎ貫通 & 解放骨折によって
みやぎ県南中核病院に緊急搬送 手術 刺さったロータリーの歯 除き 入院、一週間後に
破傷風発症  4週間 人工呼吸(ICU)やらで 意識なし状態 69日にわたり入院
7月に退院 自宅療養に至る。 医療費の詳細を見ると400万円以上となっていた
国民保険、簡保 並びに高額医療特例が無ければ 破産するところだ。

発症したのが総合病院であることから幸運であった。
ローカルの病院だったらおそらく助からないとも感じた病気です。
発症した場合は時間との勝負で、小生は発症したとほぼ同時にICU (集中治療室)
で人工呼吸と筋肉弛緩剤(筋肉を動かなくする薬と思う)のどぶづけで4週間やりすごし
ICUから脱出できた。

---------------発症の症状ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝起き食事中、急にあごの動きがぎこちなく よく動かない
呼吸が苦しくなった。 足のけがで酸素吸入を受けていたが
担当看護師に酸素濃度を上げてもらっても、悪化するばかり
外科の医師がICUに連絡 運のいいことに 直近に発症風の
対応した医師が すぐに破傷風と判断 ICU に搬送され、麻酔で
4週間眠らされた。

破傷風は古典的な病原菌であるが いまだ健在であった。

-------------------現状-------------------------------------
足の現状は何とか 1日 4km程度歩行可能になった。
歩き始めは突っ張った状態がひどいが なれると結構歩けそう。

-------------後遺症--------------------------------
ICUから出たときは、筋力はすべてなく、幼児以下
食べ物も自分では捕食することは不可能。
指も、足も、寝返り不可 このショックが精神的に大きかった。

下痢と便秘の繰り返しやらで内臓の調子も最悪が続きました。
足の鈍痛、頭痛など多数あり、また、
はっきりした因果関係はわからないが、手のしびれで相当精神的に
苦しかった。 かなりしびれて一日中軍手をして、何かに触ったときに
しびれないように心掛けた。
整形外科2度目の診察で。破傷風の後遺症の可能性があるのでしばらく
安静にしたほうが良いとの判断で、その時点までリハビリで筋力トレーニング
していたが、やめて安静にした。 その後ゆっくりであるが回復に向かっている
現在は、指先のみがしびれる状態である。

-------------薬----------------------------
生死の境をさまよって、かなり苦しい治療です。
精神的によほど頑丈でも持ちません。
ICUからの脱出と、体中の筋肉が赤ちゃん以下のパワーに
なっていますので、ICU出たとたん、世の中が違って見えました。
看護師様が居なければ、何もできない状態からのスタートでした。

精神的に不安定なため ワイパック(安定剤)0.5μ 日3錠
痛み止め マグミット(下剤) ビオスリ(整腸剤) メチコパール(ビタミンB12) 
 リクシアナ(血液非凝固役)
ICU期間中にふくらはぎに血栓発生のため 血栓除去目的
血小板凝固防止薬
 手のしびれ対応
睡眠剤マイスリ服用
 不眠対策
発症後5か月になるが、足の回復に時間がかかるのと、破傷風にて受けた精神的な
ストレス、および、10kgの体重減もあり 自然治癒能力は減退しているようです。

その他
精神不安定は 不安定性狭心症に似た症状発症 緊急搬送1度 気温の変化が原因
と思われるが、カテーテル検査するも原因不明 診断は一応 不安定性狭心症となった。
安定剤は依存症になる恐れがあるので 量を減らす心がけ必要である。
ただし、これを飲まずに不機嫌になると、付添人、看護人に当たったりするので
特に、天候が不順な時には確実に朝飲むようにしている。

------------------特に必要と感じたこと--------------------------

細分化した医療の問題点
  はじめ。整形外科 ICU  形成外科 と変わったが
けがばかりではなく痛みによる精神的な苦痛、不眠による精神不安定、
薬の投与による便秘や下痢 心的な事由による呼吸困難や心臓の動機
看護師は接続された機器の数値のみ見せ 異常はないので気のせい等
平気におっしゃっていたが、患者本人にとっては苦しいのである。

心も含めた体全体の 医療つかさどる総合的体制いまの専門医療の
足りないところなのかも

----------------------感謝したいこと-----------------------------

小生もはっきり うつ病 状態になりかけ、 担当医師に安定剤並びに
診療心理士を依頼した。 退院後心理士の勧めもあって精神科に担当医
師から紹介状を書いていただき通院することに至った。
おかげで
ひどい精神的な疾病に至らず、うつ病の薬など飲まずに済んでいます。

当方の奥方も気のせいで済ませるほうなので、苦痛を自ら医師に伝え、
精神科などは
自分で予約を取り紹介状の依頼も自らした。
その、要望に応えてくれた医師にも感謝したい。 形成外科の福士(ふくし)女医
である。

やはり、苦しいのは苦しい、痛いのは痛いとはっきり医師に伝えることも
大事なことと感じもした。

めったにかかることがない、珍しくも危険な病気なので、今後もしどなたかが
同じ思いをされたときに。なにがしかの参考になればと掲載いたしました。
----------------------------------------------
左ふくらはぎの半分ほどが失われ、左足切断の危機でしたが、優れた名医
沢村 医師 福士 医師のおかげで つながっております。

しかし、
小生のけがは、回復過程で未だ完治していませんが、備忘録として掲載することと
しました。
----------------------------------------以下経過 ----------------
以下、治癒までの経過を記す。

2017/10/15

1日 3錠飲んでいた ロラゼバム(抗不安剤)を2錠に減薬ほぼ成功 徐々に時間をずらす方向で
うまくいったが、かなり苦しんだ時もあった。
足の痛みや、手のしびれ (ICU後遺症) との兼ね合いもあり、また、痛み止めのと
便秘など厄介な問題もあるが、治癒の方向に向いていることを信じて心が負けないよう
祈りながらの生活である。

2017/09/23

やっと、睡眠薬脱出から一週間経過した。 依存性の薄い薬だが
やはり 二三日は寝付けなかった。
抗不安剤の依存性はまだ続いていますが、薬の量を半分にできるときもあり
一進一退。 昨日、塩釜に行って、ヨットを動かし、久しぶりにおんぼろヨットを
セーリング 、しかし2時間ぐらいのセーリングで相当疲れた。
昨夜は、7時ごろ爆睡した。 足の痛みも相変わらずで 疲れるとひどいので
痛み止め(トラムセット)を飲むが、便秘するので、マグミット(下剤)と一緒に
飲まないと、大変なことになる。 嫌な薬だが 仕方ない。
いつになったら ・・・・・・。 
けが&破傷風の精神的な痛みは思ったより大きいのに
驚いています。


2017/09/05

外泊が2日 できた。
やはり不安で勇気が必要だった。 ヨットに一泊は酒の勢い
でこなした。 もう一泊は近くの温泉で、これもやっぱり酒の力
だろう。
先月、精神科のお医者様に 酒ほど効く薬はない とお聞きした。
麻酔薬以外で そんなにすぐ効く薬はそうはないらしい。
たしかに、酒は飲んですぐ効く。
たいしたものである。
相変わらず 抗不安剤 は常用しています。

2017/07 27
本日、塩釜で大年増のヨットの整備 午前中 気分がすぐれないが
抗不安剤を早めに飲んで対応した。
どうも午前中が不安だ。 夕方は酒を飲むと抗不安剤を忘れることができるが
酒に頼る癖はつけたくない。
こんなやり取りや、思考が やはり 後遺症なのであろうか??

2017/06/23
今月からほぼ毎日阿武隈川にてカヌーで遡上2時間 本日は槻木大橋から
白石川合流点まで2時間」おかげで 大汗、運動しているときは不安感はない
したがって、抗不安剤の服用も気にならなく忘れる。 良い傾向だ。
手のしびれも確実に少しづつであるが良い方向に向かってる。
足の傷の痛みも毎日4km以上歩いているおかげか、急速に改善に向かっている。
しかし、痛いのは 痛い。
この調子でいけば何とかもとに戻れそうな自信が持てる日々になった。
睡眠薬はまだ離せないでいる。

2017/05/22
 
手のしびれが少し和らいだが、午前中の不安定さはまだ治癒しない。
 主に、めまいと、動悸 呼吸困難感覚、傷口の痛み 意識不明瞭
 抗不安剤を2錠飲んで何とか対応する。
  午後は割と快調で 犬の散歩などもこなし、マイコンのプログラム書きも
  苦痛にならない。 ただし、睡眠がなかなか 難しく睡眠薬なしでは
  かなりきつい。

2017/03/10
8日

 精神科 南浜病院 検診(不調のため16日予約を変更した。)
 頭のふらつき、顔面の紅潮、呼吸の苦しさ、血圧の上昇
等の症状の改善がロラゼバム(ワイパックス:抗不安剤)を服用しても全く改善されない。
特にインフルエンザ完治後特に悪化

上記の改善策について 医師の判断は 血管拡張剤リマプロストアルファデクス錠5μgの
副作用の疑いがあるので、当該薬の処方した中核病院の整形外科との相談を進められた。
当日から、当該薬品の使用を自己判断で中止

9日
運よく、この日に整形外科定期検診日にあたり、上記内容を伝えたところ、当該医師も
その可能性ありということで、リマプロストアルファデクス錠とメチコパール(ビタミン12)
の服用を止め、自然治癒でOK ということになった。

当日、
    右足の臀部筋肉の痛みのため、鍼灸師 健康堂にて、マッサージ&お灸を行う。
    かなり効果があり、歩いて帰れたが、まだ違和感がのこるので、明日も通院する
    こととした。
2017.04.10
気温の上昇と体調が比例する感じになってきました。 精神安定剤
(不安解消薬 :ワイパックス又はロラゼバム0.5mg)
の依存症
が気になるので、減薬に挑戦しています。
一日3錠を2錠にしましたが、かなり情緒不安定になり、呼吸困難感、動悸
等、体は ヤク を欲しているのがよくわかりますが、我慢できないほどではなく
何とかなりそうですが、仕事を持っている人なら、ちょっと無理かも。

足の痛みも時々痛み止め (トラムセット) 飲みますが、週に一度程度
しかし、トラムセットは便秘を引き起こすので、マグミット(炭酸まぐねしゅーむ)
も併用しないと後が大変。

手のしびれは、手を酷使するとひどくなるので、一日手をなるべく使わないように
すると、しびれは回復するようであるから、酷使しないよう心がけ時間をかけて直す以外
なさそうである。 薬では どうも治りそうもない。 



2017/03.01
先月で形成外科との定期的な通院は終了した。
足の痛みなどはあるが、あとは自然治癒しかない。

精神的なダメージは続く

精神安定剤の効き目が悪くなり、早朝は血圧上昇下降を繰り返し呼吸が荒い
めまいもする、あまりもひどいので、もう一錠飲むときくのである。
完全に依存症なのだが、薬が効くうちはいいかとも。
精神科の医師と相談しなくてはならない。

2016/12/24
先週、定期検診 半年以上たったので、破傷風の予防接種2回目接種
これで、今後破傷風に感染することはないだろう。
ICUを出る際に一回目の予防接種は行ったそうで、それを早く聞いていれば
やたらと、破傷風を恐れることはなかったように思う。
精神的な不安感は、破傷風の再発の恐れもかなりの部分あったように思います。
破傷風は一度感染しても抗体ができるような軟な細菌ではなく、何度でも
ワクチンをうっていない、人間に襲い掛かるのである。
あんな病気に二度とお会いしたくない。
いまだに、しゃがむことができない。 
自動車の運転は精神科の医師から
OKが出た。 長時間の高速は避けたほうが良いとのこと。
夜間の睡眠についてはいまだに不安定で2時間ごとに目が覚める。
どうしてなのかわからない。 睡眠薬があまり効かないようである。

2016/12/08
本日は5kmを一時間で完走 さらに午後 2kmと順調
安定剤も一日2錠に減量し 依存からの脱出に備えています。
相変わらず足の痛みはありますが 歩いているうちは感じません。

2016/11/01
40年苦楽を共にしてきた、臀部(でんぶ:しり)の大きなこぶを上記の名医によって
いとも簡単に取り除かれた。
またもや、名医の手を煩わせたのである。
これで、寝返りも楽になることであろう。



足のけが

気の弱い人は絶対見てはいけません。

自分でも見たくない写真です。

ICUに4週間人工的に呼吸など管理、脱出した時には、体力、気力、自律神経など
すべて、リセットされた状態。 筋力 0 状態 これはかなり精神的に苦しい。
この苦しみとの闘いが長く苦しいものになるとは、思ってもみなかった。

 < ICUにて >
こんな状態で4週間ここにいました。

ICU症候群との闘い

死にぞこないの感想