IMPの自動補正

短縮アンテナの決定的な宿命は雨天に共振周波数が下がることにある。
ハットアンテナでも同様だ。
各メーカーはUSA発の高額なトラップ(金属でコイルを囲む)を使う。 貧乏人にはそんな物は
買えない。
だが、
マッチングセクションの利用でその補正が可能に成るのである。
現時 継続実験中である。 
PAT物だ、 と本人は思ってるが、あまりにも簡単な構造なので
金にならないのであります。

実験の方向性

下図はヘヤピンマッチをコイルで代替えしたマッチングである。
小生はこの方法をよく利用する。
線材が足りなくなったときなどこの方法で切り抜けるのである。

高さ100cm

高さ10cm

高さ30cm

高さ60cm

下にシュミレーションのデータがあるが、ヘヤピンを長く設定すると jx は 基本周波数にとって
マイナスになる。  つまり 
共振周波数が上昇するのである。
逆に短くすると共振周波数は下降するのである。

ヘヤピンの、L の容量が多くなればアンテナの周波数は上昇し、また逆もあり得ることとなる。
従って、 マッチングのLを適当な値にすれば、雨天の誘磁率を相殺できることとなる。

何故なら、アンテナ自体のL(長さ)は見かけ上、雨天長くなり周波数を下げるが
マッチング部は雨天 誘磁率の変化で共振周波数を上げようとする。
マッチング部のLの値を最適にすれば 完璧な補正が可能となる

左のIMGが現在実験中の7MHzDP

雨天は一回しかないのが、雨天時に
周波数の
変動
はなくなったが、SWRの変動が有る。

少々巻き数を多くし、間隔を広げたコイルに
変更した。

後日結果発表します。

詳細はヘヤピンのシュミレーション参照データ

マッチング部の長さの変更について

2012/04/03爆弾低気圧の中確認 VY FB 雨天の変化は無くなった。

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実験経過  2012/4/26

昨日からの雨で、十分水を吸ったので計測する。

乾燥時の中心周波数(SWR1.0)  7.150MHz

雨天時  SWR   1.1

やはり自動補正がしっかり効いている。
14MHzの2elも雨天では若干の変化はある。 従来 ヘリカル巻きでは
雨天の中心周波数の低下が50KHc程確認できたが
アコーディオン方式は中心周波数の変動は皆無となった。

SWRを 全く変動させないためには
もう少し、コイルの形状に実験が必要であるが  
実用上全く問題にならない範囲に収まった。

雨天の変動追試結果

バラン

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参考試験結果

ヘヤピンマッチングコイルをの直径を小さくすると、雨による誘磁率の変化量は
大きくなる。
しかし、誘磁率の変化が大きいと、中心周波数は変化しないが
IMPが変わりSWRを悪くする。  コイルの直径はアンテナが持つ雨による
誘磁率の変化量を勘案した設定が必要である。
鉄塔の上のアンテナでは大変であるがコイルにしておけば極端な周波数の変動は
制御できるのでSWRが1.3以内なら合格点と言うところである。

なお、雨の際、共振周波数が下がる様であれば、コイルの直径が大きすぎる。
共振周波数が変わらずSWRが上がるのは直径が小さすぎるのである。
これらのことを目安に設定されたし。

2012/05/06