震災に思うこと。

この大災害は悲惨である。

しかし、この浜を我が物顔で切り刻んだのは自分たちで、
その代償を払わされたのではないだろうか。

もし、自然の浸食を放置していれば、此処は遠浅の浜であったであろう。
すれば、人の背丈を超える壁を破壊する程のパワーは生まれてはいない。

遠浅の海は波のパワーを徐々に弱めることを知っているのである。

浸食を止めることに夢中のあまり、
私たちは、自然の力を顧みることをしなかったのである。

この力を知ったからと言って、これに耐えうる壁を作ろうというのは
    もっと大きな災害を招くことに成るであろう。

太古より、私たちはこれらの未知の自然の力と共存してきたのではなかろうか。

人の力でできること等、この力からすれば無に等しいのであるが
         それすら今、忘れ去ってしまった。
         ソドムの町、バベルの塔を思い起こすこともなく 繰り返される
         ことなのだろう。

防潮堤のある浜の

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