14MHzキャパシティハットアンテナ

3.5MHz、7MHzの制作で非常にノイズが少なく高効率であることが分かったので
14MHz2ELデルタを収納し14MHzハットアンテナの実験することとした。

友人からもらった21MHzyagiがあったので
それを利用し制作することにした。

14の導波器と7MHzのエレメントが写ってる。

ホームセンターで売ってるアルミパイプが
1mなのでそれを×にしてハットを制作する事にした。

以下がシュミレーション(MMANA)

給電部の高さは10m、整合はしなくてもOK
SWR1.2以下になった。
反射器は長さが不足するので 2μ程度のコイル挿入した。
2本ともセンターを絶縁して給電及びローディングとした。
反射機のハットを大きくしても良いのだが調整が面倒なので
2本とも同一に制作し 計算で求めた反射機の長さをリニアローディング
とし最終的にはコイルに巻いた

ブーム長3m(コンポーズ:FRP)使用
ハット周囲は0.5mm銅線

Ra

Re

使用実感・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21MHzのアンテナがそのまま14MHzに成るので実に安価で効率UPとなった。

2elデルタループから比べるとおもちゃの様なアンテナになった
S/Nは案の定非常に良い。 デルタと比べると輻射角が少々変わった用に思うが
正確には分からない。 未だDXは未使用なので結果は分からないが デルタと比べると
かわいそうな気もする。
だが、ノイズの少なさは特記に値する。  相当風圧面積が減少できたので、台風などに
どうかが気になる。  FB比 利得も計算範囲と感じた。 Ga 10dbi FB 15db

ブームを短くし、FRPパイプ使用で大幅軽量化できた。

帯域幅は計算値よりも良く、SWR1.2 :600KHz以上確保できた。

上記の条件での計算値

50%程度の短縮でも帯域幅は十分取れる。

特性パターン

応用がおもしろいので今後も多のバンドでも制作したい。

此処はハットの大きさ

下のIMGは1.4m×4の外周、 これはエレメント長4mとなっている。  性能はフルサイズと変わらないが、
IMP30Ωにリアクタンスを含む。従って
SWR1.0にはならず1.1まで
帯域幅は150kHzSWR1.2とすばらしい性能 利得、FBは0.75m×4のハット

アンテナと同等であった。
私のコンセプトから行けば、 小型軽量高性能を完璧に実現できた。 全く信じられない大きさである。

2011/08/02 完成  エレメント長m高性能アンテナ 7MHzは1EL エレメント長さ8m

以下   外周 0.75m×4 のハットアンテナ

このアンテナはヘヤピンマッチが必要です。  下の0.75×4のANTはマッチングはヘヤピン不要です。
ちょっとばかり手間はかかるが、この大きさは気に入った。
2m程のU字型のヘヤピンを付けたが、たいした手間ではない。

敷地も十分あるが、やはり、小型高性能のアンテナは造ってみたい。
巨大アンテナは確かにすばらしいが、  はっきり言って、金の勝負、所詮貧乏人では
たいしたことは出来ない。   貧乏人があるのは時間だけ。  それを使って
めくらめっぽう造りまくる。  数打てば当たるかも知れない。  てな、発想のアンテナです。
現在まででは、最高に気に入った。
帯域幅はだいぶ減少したが 1.2  150khzは取れる。
地上高8m程だが、輻射角が低すぎる傾向で、近距離は良くない。DX・GWは良好。

ヘヤピン

エレメントの長さ調整極意へ

外周のエレメントは0.5mmφ銅線であったが、風の強い日に疲労断線したので、
0.33mmφステンレスに交換した。

※ 2011/09/21台風15号が30km東を通過、アンテナは何の対策もせずに、現状で
 対応してみた。  最大で30m程度の風、雨で試験。
 7MHzの釣り竿エレメントの揺れが大きく、14MHzのハットにふれて、ハットのエレメントが
 少々変形した程度で、運用には全く問題が無かった。  ほぼ強度的に問題はないと
 思われる。  やはり、ハットのエレメントが3mmと細いので風圧はほとんど受けないのであろう。
 上出来である。

2011/0904 7MHz 2elに変更 完成

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2012/03/15 クロス部分を変更しました。
下のIMGの様に加工しステンレスバンドにて固定した。
現在はクロス部 1.4m×2とした。
4mmφと5mmφの連結

実測  2012/11/28 (あくまで、電離層伝搬なので参考程度。)
FB比40db以上、利得10dbi? 、帯域幅300KHz=1.1以内

シュミレーション以上の性能だが理由は不明。 Wの局+20dbがバックで全く聞こえない
小生の経験ではこれほどのFB比の経験は無い。 アンテナを回さないと聞こえないのは
少々不便を感じるが、恐るべしハットアンテナである。
爆弾低気圧でも全く問題は無かった。 アンテナ用のアルミは頑丈である。
7MHzのDPは釣り竿が折れたが強化して復活。  2012/04/11
実測FB比 仙台九州(ja6huq) 40db以上  FS比 40db 2012/11/21
受信局 JA6HUQ  受信機 カッチーナ(DSPTRX)
当方の使用リグは TS-50 PW−100W

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すばらしいFB比  これは冗談では有りません!!

色々なANTを造ってきたが、これほどすごいFB比の経験は無かった。
まるで2m(144Mhz)のビームの感覚  DX程FBが大きいのは輻射角が低いと思われる。
(給電部 8m以下であるが。)

2012/12/14
ハット先端の線材の固定方法変更
前回まで圧着していたが、接触不良がたまにあり、φ4mmパイプにφ3mmの
タッピングビスを挿入 そこにステンレス線を3回ほど巻き込む方法に変更
接触不良の改善&外周の一辺が断線した場合でその部分だけ取り替え可能になった。

2012/12/13

2011/08/12
7MHz 釣り竿 CAPHAT DP

MMANAデータ  ハットDP ハットVDP 7MHz  ZIP ファイル DL用

MMANAデータ  ハット2EL  14MHz ZIP ファイル   DL用