1913年

大正2年

前回の無黒点最長記録のこの年!

東北、北海道では大凶作であった。
例のヤマセという低温の風が吹き日射量が極端に少なくなった。
マスコミの(TV)のイメージでは日照りが続く物ではあるが
現実には冷害が原因なのである。

今回の無黒点はこのレベルを超えそうな勢いである。
前回の記録は年間150日無黒点であるが、昨年からの続きで
見ればもう越えているとおもう。(年を越しているので今年はまだ)
今回のレベルは1913年のレベルではなく完全に無黒点の月が
出そうである。
ご存じの通り この年の翌年 第一次世界大戦が勃発している。
このペースで行くと250日以上となる。(無黒点の確率80%超)

NASAの公式連続記録は正確なものです。
しかし、シミのような黒点でも今は見つけられますが、100年も昔は見つけられません。
小生の記載はあまり正確ではありませんが、問題は記録ではなくマクロな動きを気にしています。

不安をあおるのは本意でないのですが、黒点数と天候の関連について確たる物証は無いが
物証が無いのは、証明も否定もされていない仮説の段階と解釈したい。
一人山に入るとき、熊やライオンが居る確率は非常に少ないが、ハーモニカを吹いたりして
警戒する。 確率論で行けば無警戒で良いのだろうが人の命は一つしかないのである。
確率が1%以下でも警戒しなければ成らない。
なくせばザエンドなのですからね。
別のエッセイで書いていますが、確率論は個人の命に関わる場合はゼロでなければならい。
現代の科学者はこう書くであろう。

「無黒点が天候に与える影響は 無きに等しい。
      確率が有るとすれば1%程度以下である。 世界の人口が100億とすれば
      影響は1億人程度が飢餓にあえぐ程度」

その中に貴方が入らない確率は?
と言ったところでその中に入った人は、一つしかない命をなくすのである。
寒冷化の対応を考えても罰は当たらない。 温暖化を考えるのであればその逆も視野に
いれておかなければ自分の命は守れません。 決して国連も、日本政府も貴方個人を救うため
に手を打つことは有りません。
地域や、地方をどうするかで、対策が効果を発揮するまでの間は貴方の危機管理能力以外
たよりに成る物は有りません。   交通事故と一緒であり一万人事故で死ねば対策を打ちます。

そうならないことを祈りたい。





end

黒点数