AM送信機1号(1000Khz)

60年代を通過した世代は、どうしてもこれから離れられない。
ラジオ(AM)から出る音のノスタルジアの世界・・・・・・・・・・・・・・・・。
音の忠実度を重要視するならば AM電波に載せた音こそ本物で元祖の音は多くある。

簡単なワイヤレスマイクを数度作ったが、BCバンド(AM帯)は今やノイズの山、
とてもではないが数ミリワットの貧弱な物では有線でつながなくてはノイズに埋もれる。

また、変調が浅くては話にならない。真空管で作りたいが音質とパワーとなると、費用は
とんでもなくかかりそう、
業を煮やして作ったのがこれ!


Tr(トランジスタ)は何でも良いが、転がってるのは2SC1815と2SK30、コアは
FB−801 これならどこにでもあるとおもいます。
はっきり申し上げて、音質は最高です。  AMといえども放送局以上の音質は確保
したい。  水晶は1Mが有ったのでこれにしました。
しかし、この周波数もやってみるとなかなか面倒でした。  2週間も毎晩こつこつ1時間
がんばりました。  まだ箱に入れてませんが 音質、出力問題なく全ての条件をクリア
できました。  まんぞく  満足。
ただし、大きなアンテナをつければ電波法違反となります。  金属で囲まれた
マンションや無線室でお楽しみください。


構成
DBM(ダブルバランスドミキサー)による本格的な変調器です。 200%変調も可能
電力は0.5w程度  コレクタ変調、ベース変調ではこの音質は出せなかった。

発信器のコンデンサーコイルの定数に苦労しました。 トランスは5回巻き以上にしなければ行けません。
フィルターは5回巻きで100μでした。 発信器のコイルは市販の1mh程度の物が必要。

0.01です。 ダイオードはDBM用は0.5v程度のVFが良いです。(何でも動くと思いますが)
最終段のダイオードは発光ダイオードを使います。(vF 2v程度:バイアス確認、モニター用とします。)

少々レベルが高すぎ
100PFで減衰させてる。

入力はCDプレーヤ 1V程度必要

このVrで調整 IC25mA程度にする。

搬送波調整用
(変調度)

100%変調 1Khz 
(2Vレンジ)

50%程度変調

少々下ぶくれの波形であるが
まー 問題は無かろう。
終段の調整で出力は大きく変わるので
できればオシロで確認したほうがベター
最大で10v以上になる。
100mA以上流すと2sc1815は悲鳴を
上げ、おだぶつに成ります。
(熱暴走 御昇天くれぐれもご注意)

−10db

FB801 2線      5回〜6回

FB801 3線     
 5回〜6回
 4個

FB801 1線
   5回

フィルターは2段にしました。

回路図
作った後に作成したので少々いい加減である。 これを見るぐらいの人は少々の誤りは
お気づきに成ること期待します。 泥縄式にこさえたのが見え見えですが適当に改造してください。

箱詰め完了

FMstreoTX

AM TX

3/3現在
どうも1815はかわいそうで、2SC2120
PPに変更した。
単に変更しただけで2120 2個
音質はずっと良くなったようだ。

気にならない音の代表がAMラジオの音です。
何といっても、音に構造的にフィルターがかかってる。 全部が無理のない音なのです。
いい音でも、悪い音でもないBGM(バックグランドミュージック)にはこれが一番です。
名言
「ラジオは自由の中から生まれ、テレビは腐敗の中から生まれた。」

SWR保証用パッド

LED

2018/01/28

新形AM送信機 高音質平衡変調方式

2018/01/28をもって下記の送信機は解体され次の世代へ移行しました。