アマチュア無線は必要か?

手軽に通信を楽しむだけなら、インターネットや携帯で十分満足できるのであるし、
不特定多数との出会いをしたいのなら、それも、他の方法の方がより確実である。

アマチュア無線が多くの周波数帯で電波を送信する事が出来るのは、
短波の利用について
その
先駆けに成った事による、いわばご褒美(ほうび:頂き物)である。
国際的に
研究家に与えられた特権なのであるが、  いかんせん、当日本国においては
基本的人権と同様、勝手に与えられのである。
西洋の慣習で無理なく免許制度が出来た。
全く、努力が無かったと言うつもりはないが、米軍占領が無ければ中国や北朝鮮と同様で
であったと推量されます。

以後、高度経済成長と同時に一種の既得権となり、「お金の成る木」となる。権利団体は
無線機製造会社との、
安易な思考と癒着によって、免許の大量発行を画策無線機のたた
き売りとなり、現在の前段階の飽和(エントロピー的熱死)に至る。

およそ技術とは無関係な、小学校1年生や幼稚園児まで取得する始末になったのです。
メーカは他の分野に活路を見いだせばよろしいが、アマチュアの技術者が、魅力を喪失
技術者はPC業界に流れ挙げ句の果てにメイド喫茶に至る。 ( 秋葉も同様な方向にシフトした。)

小学生用のおもちゃ程度操作ができれば無線機器は扱えるのであるから、
つまらない趣味に見えてくる。 
お金が有ればタワーだろうが、無線機だろうがそろう。 免許も、ちょっと講習を受けると取れる。

いまや、こんな安易なホビーはゲートボール以下の老人の自己主張・連絡・通信用位
にしか思われなく、技術者などと思われることもない。

無線の免許をお持ちの方々も、多くは、無線機はおろか、アンテナも直せない技術レベルであるから
いたしかた無しなのである。

だが、せっかくただでもらった権利ではある、無くすには惜しい。
何処で、どんな技術は生まれるか私たちには予言できないのです。

今は、機械を造るにも、昔と比べるととんでもなく、取得しなければならない技術は多い。
お金もかかる。 テスターだけでは完全に不可能な世界になっていると思っている。

ところが、否 である。

問題が多いほど、相転移しやすい。 量子論も、相対性理論も多くの問題を抱えた人間が
生み出したモノです。
新しい技術は、問題が多い程、壁が高い程出てくるモノなのです。
技術は、トンネル効果なのです。

そんなお金の問題でさえ新しい技術によって、簡単に解決出来ます。
SDR等好例です。
その為にも、実験できる環境は守らなければ成らない。
次の世代に実験できる環境を残さなければならない。

法律とマナー

「免許があれば、俺の自由、どこで何しようとかってだい!!」

その自由はさて?  貴方が血を流し獲得したモノであろうか?
貴方の行動で自由が奪われることになってしまったとき 貴方は元に
戻せるだろうか? 
貴方には戻す責任があります。  逃げられません。


どら息子が、親の金にあかして、買ったポルシェと同じ、運転技術が伴わないので
首都高で追突と相成ります。(冗談です。)
今からでも遅くない、ポルシェの空冷エンジンとラックアンドピニオンのステアリングを
学ぼうではないか。

私たちには責任があります。 それは法律にも、教科書にも載っていません。
法律は情緒や利益に誘導されて人間が作ります。  

貴方の行為や言動で、簡単に禁止する法律はできあがるのです。

そのとき、貴方は将来の世界に責任をとれるのでしょうか?
「 死んでしまえばおわり、後のことは知らん。」

人は綿々と知恵を引き継いだからこそ今の文明があります。
それを無視すれば、もはや人間ではなく、人という
なのです。

それは、今電波を毎日出している私たちに責任です。
アマチュア無線が無くなるような事が、もし、有ったとしたら、それは自由と技術の死を意味します。
私や、貴方の責任です。

基本的人権をただでもらった方々 (小生も含む) はその意味も知らず
        
             「
俺には権利があるんだ!。」
        「法律に書いてないから、好きにやるんだ!」


と、大きな声で主張する。  
    さて、基本的人権とは、生まれた時に与えられたと
    思われているのだろうか?

ならば、コンゴ、ソマリアで、子供達に基本的人権が、あるのか?。
  とてもそうとは思えない、どうした訳だろうか?
    (DXペディションも現地人でない。)
  私たちは、とても運良く、突然もらったのであるから、当たり前と勘違いしています。
  ただ、運が良かっただけです。

とても、微細なことです。 
       本当の自由は日々のほんのわずかな努力や
       気遣いで守れるし、失う危険を排除できるのです。
       
不断の努力と意識が無ければ 権利は簡単に崩壊するでしょう。 

       
無線免許も その基本的人権の中に含まれているのである。
                 お忘れ無きよう
       それは、基本的人権と同様、日々の努力無しに権利は守られません。

       アマチュア無線が日本から消える時、基本的人権は消え失せるでしょう。
       さらに言うなら、多くの方は、そのことにも気づかないのは何故でしょう。
       努力無きモノからはやがて、
全て権利が剥奪される
       それは、長い歴史の教訓なのですが。

       ちょっと、よけいな話。

       アマチュア無線は検閲が不可能なのです。故に、北朝鮮ではありません。
       勿論中国も多くの制約があります。
       他の安定した通信手段は、検閲が可能となります。 しかいHAMには
       通信内容、通信の相手に全く制約は不可能なのです。独裁者にとっては
       不都合この上ないモノであります。
       いい加減、無茶していると口実にされ、その自由は剥奪されるでしょう。
       西洋では、マナー違反は強烈な手段で仲間から排除されます。
       (アンテナ破壊、配電線切断など)
       それが良いとは言いませんが、
自分たちが罪を犯してもマナー(文化)は守る精神は
       自由に対する意識が非常に高いからです。

       
アマチュアバンドで終始音楽を流したりする行為は西洋なら絶対的に許されない
       行為です。  
それは自由に対する挑戦に見え、または、権力者の戦略の
       一部と見なされ、自由に対する冒涜となる行為なのです。
       くだらない放送するのなら電気・周波数の無駄使い・不要であると見なされる
       おそれを含んでいます。

      音楽を流すのは専用にバンドが割り当てられ、厳格な規定で周波数音質等
      管理されなければ成りません。 公共放送だからです。

      日本ほど自由国はありません。共産主義でさえ許容されているのです。
      米国においては許されていません。 反逆罪です。
      その自由を何時までも保ちたいなら、マナーを守らなければ成りません。
      法律ができてしまえばそれでジエンドなのを理解する人が少ないのは嘆かわしい限り。
      よけいな話完。
       

            プロは安定確実な通信、HAMは常に不安定な通信だからこそ
            技術の発展が期待できる。 安易に考えるのではなく、
            お金だけで解決出来る方法に走ることなく
            ほんのわずかでも良いのです。
            針金一本のアンテナでも良いのです。

       技術ではなく、努力をしている姿が人を感動させられると思います。
       サー明日、2mのDpでもつくるか?






             2011/08/08  2012/01/11加筆

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アマチュア無線家はHAM(ハム)と言います。  何でハムと言うのでしょう。?
イギリスの有る地域(ロンドン付近)の方言でアマチュア(プロではない。)をHAMと発音していたのが
始まりではないかと思われます。

アマチュア無線は、 自由(民主主義とは違う) の象徴です。
自由勝手主義の象徴ではないのです、そう思われている方もいらっしゃいます。 
今や、HAMの世界は自由勝手主義の老害に蝕まれているます。
小生を含めて反省しなければならない。

HAMと言えども、通信の秘密は担保されています。国際法にも適合します。   
特定の相手との通話を傍受し、自分の意見との相違があると言って妨害したりするのは慎みましょう。
全く同一意見などこの世に存在しません。  最低限自由な国の基本理念です。
電波は公共のものですが、通信内容は秘密なのです。この原則をもし、守らないとすれば
法治国家とは言えなくなります。(通信内容がどんな内容であってもなのです。)
どこぞの、民度が低い国や軍事主義のアメリカと同様 武力だけが全てになります。

その大原則を理解できない場合、 もはやHAMは消滅しなければならない存在となります。
くれぐれも、そうならないように心したいものです。

( こんな事を書かなければならないとは 情けない。 )

2011/08/08  2012/01/11加筆

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