洪水伝説

もっともよく知られているのは 「ノアの箱船」であるが、モーゼの時代は
紀元前1600年頃と言われている。

それより以前 紀元前3000年頃(オリエント) メソポタピア南部 シュメル人の神話に全く同様な
内容の伝説がある。  そのほか ギルガメッシュ叙情詩(紀元前2000年バビロニア人編集)同様な
神話がある。
その伝承を受けてギリシャ神話のデウカリオン洪水伝説につながっていると思った方が納得できる。

詳細な内容は割愛させて頂くが、登場人物の名前等詳細部分に相違があるものの
ほぼ同様と言って良いであろう。


この事実からすると、旧約聖書の あの洪水伝説は古代の伝説の影響を強く受けていると推測できる
のである。

すべての神話に共通しているのは人類滅亡時 信心厚きもののみが救われる。 永遠の命を受ける。
となっている。

単純に考えると、いくつも人類滅亡があったら繁栄する時間が? と思ったりする。

神様を信じることは悪いことではないが、哲学も一緒だが 信じないものは滅亡するといった
常套句は 古代の人間や 現代なら PCゲーマー程度なら信じるが 少々 まえつばになる。

神話も伝説も、そして聖書も 結局人が文字にしたものである。
従って、完璧はあり得ず それを 念頭に読まれることを おすすめする。

もし、文字が完璧なら 地球に一種類しか残らなかったであろう。
 


     

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