大事にしていたバイクのバッテリーがちょっと大きなソーラーパネルを付けたら過充電で、バッテリーの
電極が×になった。
それと秋月電気で200wのパネルを購入したので 試作のつもりで作ったが FET を交換し
配線材を太くすればそのまま 使えそうである。
要点
1、 バッテリーの満充電電圧は13.8Vだが通常 完全にイオン交換が行われる
まで、14.4Vにしているようである。
2, ソーラーの場合パネルの内部抵抗もあり、また発電能力の関係からパネルの短絡電流以上は
流れないので、それに見合ったデバイス(FET、Tr)でOK
電流制限もあえて行う必要も無い。
3, 全行程パルス充電としバッテリの劣化を防ぐ
(貧乏人には最も重要な点)
4, バッテリの電圧測定はグランド側をOFFにした状態で計測する。
5, ばっちり満充電にする必要もないので13.8Vなったら、サルふぇーション除去目的で
duty比 1%ぐらいのパルスをかけることにした。
(これは効きますよ。)
6、 バッテリー電圧がもしも16V以上になったら回路遮断する。
(あり得ないと思うが念のため。)
7, 追加項目として 均等充電(バッテリ全てを過充電)を2月に一度行う。
並列バッテリー達の中の弱子ちゃんの救済目的だが、一個の場合不要。
小型のソーラーでは不可能
EEPROM使って日付確認 朝に成ったら+1とすれば
簡単にできる。
特にNPN Tr 、N 型FETの場合はデバイスはグランドをコントロールしなくては成らないので
一工夫いる。
バッテリーの − 側とソーラのグランドの電圧を ソーラーの発生電圧からさっ引かなくてはならない。
従って、電圧測定は2カ所必要になる。
これがいやだと、FETはP 型(2SJ× ×)、TrならPNP(2SA× ×)を使い手前にTrを一個噛ませなくては成らない。
どちらも好みの問題だが、部品点数の関係から小生は前者を選択したが、試験のため 両者の試験をした。
分圧抵抗は実際に稼働させて見たところ、無負荷になるとPICに相当電圧がかかるので
ソーラーの最大値以上まで安全性を持たせた。 27V までの設定
3.3k と 15k とした。
ソフトは MPLAB8.3
HI-TecH C 9.8 PIC-12F675
その他
あまり電圧が上がりすぎると、PICの計測値がオーバーフローし逆に計測値は減数するので
この設定で16VまではOK 14.4Vから1%に電力は減衰するので まず
バッテリーの電圧がそれ以上になることはあり得ないと思ってる。
バッテリのためにはあまり電圧を上げない方がよろしい。
大型ソーラーパネルの場合は沢山バッテリーを抱かせるので パネルの内部抵抗で
実際には18V以上あがることは滅多にない。
バッテリーが腹ぺこ状態なら いくらパネルが働いても電圧は上がらないのである。
この辺が充電器の制御とソーラーパネルの制御の違いなのであろう。
参考までに P 型FETの回路を下に示す。
ソフトはどちらも一緒で動作しますが、出力Trのベース電流には注意のこと!!!
12V用
鉛バッテリー
3.3k
15k
左に同じ