太陽活動と社会

  左図は1929年の世界恐慌の際のサンスポット(黒点相対数)のグラフである。

上図は現在のグラフ
太陽活動は11年周期、大きくは100年程度、またさらに200年といった入れ子構造を持っている。
長周期は大規模な変動幅をもっていることが分かっています。
すると、1920年代の周期はちょうど100年になり大周期と重なることになりそうなのである。
ご存じの方もいらっしゃると思うが、
  ホルミンシス効果

によって生物は活発な活動を強いられる。 その刺激がさてどの方向に向かうかは不明であるが
多くの種は次の世代に」多く子孫を残すように行動する。
つまり
大災害があたかも近づき、危機意識を持つのかもしれない。(小生の仮説。)

現在の中東、アフリカの大量の移民などもその不安からの行動とも考えられる

小生の調べでは株価の変動についても黒点活動が減少すると株価の変動幅は大きくなる傾向が
分かった。 株価は人の情緒による変動であり、経済指標の変動での実質的な変動等は知れたものである。
だが、
ホルミンシス効果は顕著に数値として現れる。

2000年代初頭 中国は目覚ましい発展をした、たが 、現在は減速してきた。
中国も人為的に株価を操作するも、人の情緒は残念ながら金では操作不能であるから、結局のところ
暴落という形に落ち着くのである。

しかし、それだけならば問題ではないが、不安定になった中国では、国家内部の崩壊が進み
貧富の差がより極端になり、貧民は 現在の中東の難民が命を顧みず海を渡るように、日本海も
難民船で埋まることになるであろう。 もちろん 北朝鮮も同様である。
それを打開するのに帝国主義的になろうとしても、
残念ながら 軍事力や核爆弾などは現代の世界情勢では使用できないし、使用すれば中国の存続自体
危ぶまれるのであるから、意図的に余剰人民を経済難民として、送り出すことにならざるを得ない。

人は金のために命を差し出す者は少ないが、命を守るためには危険を顧みることはない。

その行動の基本になるのは人の心 (情緒といっても良い) その心に影響を与える、または
不安感を助長するのが この太陽活動だとすると 人はそのからくりを理解し、心を左右する
大脳に叩き込まねばならない。 (教育) 

人はその情緒をコントロールすることができる心を持っているのであるが、それは何もしないで
得られるものではなく、知ろうとする意志がなければ不可能なのである。

残念なのは多くの人民はそれを知ることはないだろう。 そして 大恐慌と人民の移動が
なくなることはない。

とても不満足な結論である。  そして、
その時期はおよそ 2017〜2018年になるのであろうが、
急激に黒点数が落ち込み、何らかの端緒があれば 2016年でも十分あり得る。

それは、どんな端緒になるかは小生には計り知れない。

これは まさに、トロイ王女の妹 「 カサンドラ 」 の予言のごとく、
    アポロンの呪いであろうか??

お時間になりました、この続きがあるやら、ないやら。 おあとがよろしいようで・・・・・・・・・・。






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赤い線は小生の予想である。

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