寒冷化(氷期)第3のストーリー

天の川銀河のスパイラルアームと宇宙線の量 並びに スベンスマルク効果

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私たちの太陽系は天の川銀河の中にあり、秒速240km/s程度の速度で銀河の
中心に対して回転していますが。

しかし、
スパイラルアームという白い渦の腕は 本当の渦巻きではなく 星々がこの位置に

来ると
渋滞し 集中するために 白く光り輝いていることが分かりました。

本当の渦巻きならばとっくの昔に中心に引き込まれなくなっているはずなのです。

すべての星が同じ速度で回っている等 少々不思議なことで、このことで背後に

より多くの質量を持つ暗黒物質(ダークマター)が存在していることを科学者は

発見しました。

そして、太陽系はこの位置を5億年強の間に 4回 通過します。

間隔は約1,4億年 だそうです。

アームの中で渋滞している間 
星が密集します、よって,星間の距離が近く おおいので

地球に降り注ぐ宇宙線の量が極端に多くなります。

すると、
地球の大気との間で反応し多くの雲を発生させます。(スベンスマルク効果)

結果として地球の気温が下がり、氷期に至ることが分かりました。

現在のところこの大きな氷期に至るのは 数千年先のようですが、氷期と宇宙線の関係が

判明したということは、 現在、太陽の活動が不活発であり

地球に降り注ぐ
宇宙線を防いでいた防御幕 バーアレン帯は地球の地磁気と太陽風

によって形成されているが、 その両者が
現在虚弱であるから、地球に降り注ぐ

宇宙線の量は多いということである。

観測では地球の地磁気も下降の一途である。

ゆえに、今後より多くの雲の発生が予測され、小規模な氷期が訪れるのは明らかなこ
とのように思える。

氷河期は別として、
小規模氷期は1.4憶年の間に数多くあるように思えます。また、太陽活動に

起因する氷期はこの、スパイラルアームに無関係に発生することでしょう。


どのみち、太陽活動の不活発化なのか、CO2が原因なのか、異常な というより

私たちの知っている経験からすると、気象が少々不安定であるように思われる。

しかし、宇宙時間からすると、小生たちの知っている情報などは 全体の1%にも
満たない情報量であろう。

したがって、私たちが知りうる情報から 自然は過去の状況を繰り返すと思ったら、
大間違い。

そのように見えるだけで、自然の本性はそれほど単純なものではない。

その本性は想像するのもむずかしいのである。






end

太陽風は主に電子(−) 宇宙線は陽子(+)

ものすごい高速電子で陽子を吹き飛ばしています。

周囲の白い線は無関係です。